アスベスト検査でレベル2とは何か

アスベスト検査をしたところ、レベル2の状態と言われるケースがあります。そもそもアスベスト検査をする場合にはレベル別に分けられており、レベル1からレベル3まである中で、その中間がレベル2と言うことになるわけです。これはどのような状態になっているかと言えば、一般的に飛散する可能性は無いものの解体作業するときには飛び散る可能性があると言うもので粉塵性が比較的高いものを意味しています。ではどのような状態が粉塵性が高いかと言えば、例えば配管等に巻きつけてあるものです。

一般的な住宅にはあまりないかもしれませんが、工場やビルそしてマンションなどでは天井裏に配管があります。太い配管がある場合には、そこにアスベストの断熱材が巻きつけてあるわけです。これにより、外の熱を吸収することなく支障なく生活をすることができるわけですが、この危険性と言うものは肺がんになると言われていますので、取り扱いには注意しなければいけません。実際に検査をしてみないとどのレベルか分かりませんが、概ね1970年から2005年の間に建築された建物にはこれが含まれている可能性があります。

1970年代の段階で、すでに1部は法律で禁止されていますので、これを敬遠していた会社も多いでしょう。特に2000年近くになった頃には建築関係者ではなくてもアスベストの危険性を認識しているレベルになっていますので、容易に使うことができない状況でした。ですが中にはそれを使っている建築会社もあったため、一応調べた方が良いといえます。囲い込みだけでなく完全に除去と言う形になるかもしれません。

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