自宅にアスベストがあるか検査する方法

体内に滞留することで肺の繊維化や肺がん、悪性中皮腫という病気を引き起こす可能性があるアスベストですが、一般住宅でも使用されている可能性があります。アスベストがあるかの調査をしてくれる会社や器具がいくつもありますので、不安な方は利用をおすすめします。アスベストが住宅に使用される例には、屋根や壁に使われるセメントの板に含まれているものや耐火材として天井などに吹き付けられたものなどがあります。平成16年にアスベストの使用が禁止されましたので、それ以前に建てられた住宅は検出される可能性が高いです。

普段生活している分には被害がなくても、壁に穴を開けたり切断する場合は飛散して被害を受けるので、工事前に検査することをお勧めします。検査するときは、住宅の一部から検体を採取してそれにX線などを当てたり、専門の技術者がアスベストの繊維を見つけて種類を判定する方法が主流で、建設会社とは別に調査専門の会社に任せます。一回の調査の相場が3万円から5万円で、かかっても最大で3週間程度で調査できます。実際住宅に立ち入って検体を採取するのは1日で済みますので、生活に支障をきたさず検査してもらうことが可能です。

会社に委託しなくても、検査キットを使用することもできます。1万円程度で購入できて、使用法方に従って検体をキットに入れて試薬を加えるとわずか5分で色で教えてくれます。気軽に使用することができますので、ためしに自宅でチェックしてみてください。

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